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【読書】”アルケミスト 夢を旅した少年”を読んでえる勇気

  こんにちは。読書が好きであれば、好きな本はたくさんあります。その中でもこの本を是非読んでほしいと勧めたくなるのが”アルケミスト 夢を旅した少年”です。作者は詩人である スペイン系の詩人 パウロ・コエーリョ 氏です。

誰でも「でやってみようか?・・・でもやるのは不安だ・・・」と悩むときがあります。そんな時にこの本を読むと必ずやってみようという心になると思います。気持ちがとてもプラスになりチャレンジ精神が強くなります。ぜひ中高生や大学生に読んで頂きたい本です。

1.あらすじ

 スペインの羊飼いの少年は、偶然出会った王様メルキゼデックに導かれ、ピラミッドにあるという宝物を探すことになります。このために少年は飼っていた羊をすべて売るなどの大きな決意をしてアフリカ大陸へ向かってゆきます。

ピラミッドがあるエジプトに向かい海を渡ったサンチャゴであるが、盗賊にお金を騙し取られてしまう。そのため、サンチャゴは1年近くクリスタルショップで働きます。

 お金を貯めたサンチャゴは、夢をあきらめ再びスペインに帰って羊飼いに帰るつもりであったが、王様からもらった二つの石「を見て考え直し、再びピラミッドに向かうことを決意する。 キャラバンとともに長い砂漠を越えようとする途中、錬金術師を目指すイギリス人と知り合いになる。彼はオアシスにいる錬金術師に会うためにはるばるやってきたという

オアシスに着いた一行は、部族間の戦争のため、オアシスでの滞在を余儀なくされる。しかし、サンチャゴは”前兆”を感じ取り、オアシスの危機を救う。このことで錬金術師から認められたサンチャゴは、錬金術師と一緒ににピラミッドへ向かう。

 サンチャゴは、困難に負けずに前進し続けることで、より強く賢くなり、生きることの意味を見出し、オアシスで出会った伴侶を得て、さらに宝物を手に入れます。

2.感想

 この本は、現実を受けいるのか、夢を追うかの物語です。当然サンチャゴは夢を追い続けました。追い続けたのは、心に従ったからです。

 この本で一番印象に残っている話として、サンチャゴは、エジプトへ向かう決断をする際に、今まで慣れ親しんできたものと、これからほしいと思っているものとのどちらかを選択しなければならなりませんでした。 そして、その選択を”自分を縛っているのは自分だけ”だ、ということに気がつきます。個人的にこの文章は衝撃的でした。あたりまえですが、自分の決断を縛っているのは自分だけです。何かをしたくてもやらない理由を探してるのも自分だけです。そういう当たり前だけど自覚しづらいことを改めて気づかさせられたと思っています。

 サンチャゴは、旅をする中で大きなことに気づきます。それが以下です。

「夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ。僕が真剣に自分の宝物を探している時、毎日が輝いている。本気で宝物を探している時には、僕はその途中でたくさんのものを発見した。挑戦する勇気がなかったら、決して発見することができなかったものだ」 

 挑戦することにより手に入るものです。これは夢を叶えることじゃなく、そのプロセスに価値があるということです。夢を追う日々は輝いてるだから夢をもち挑戦を続けるのは重要だと再認識できます。

 結果的にサンチャゴは、宝物をみつけ夢を叶えますが、宝物が見つからなくても、その過程が輝いていれば、それ自体が宝物だと思います。

 夢をあきらめない、自分を縛らない、その過程が大切である点を中高生にぜひ読んで学んでもらいたいです。

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